自生地

土曜日の事なので、ちょっと古い話になってしまいますが、東京の京橋駅の近くにあるクロアチア料理店「ドブロ(Dobro)」で、4月の自生地ツアーの反省会を開催しました。旅行会社のツアーの反省会、それも一般の参加者が参加する反省会って、有りかな・・・と…

細葉が綺麗で人気の高いH.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌスの苗です。バルカンツアーで訪れたクロアチアのナーセリーで購入したものです。帰国後、伝市鉢や素焼き鉢に植え込みましたが、連日風が強くて乾きやすい日々が続いています。水やりを怠らない…

今、現地時間で9日の0時50分です。朝4時30分にモーニングコールが鳴り、5時30分にはホテルを出発して、飛行場に向かいます。後、3時間40分しか寝る時間が無いのですが、自生地レポートは自生地から発信しなくてはと言うこだわりから、頑張って…

今日は、昨日発見したH.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌスの大株サイトを再度じっくりと観察した後、H.セルビクスの西側のサイトを訪問しました。 ここのH.セルビクスは、裏弁がパープルで、表弁が黄緑色をして、中にはベインが入ってくるものが代表…

今日は4月6日分の自生地をレポートします。ボスニアのH.オドルスを観察しながら、国境越えの300キロメートルの道程です。そこでトラブルが起こりました。ボスニア側は無事出国したのですが、モンテネグロの入国ができないのです。何でも原発事故後、…

ネット環境が悪いと寝ちゃったりして、書き込みが遅れました。4月5日分の自生地レポートです。今日は、写真のH.トルカータス・ボスニアを皮切りに、H.トルカータスとH.オドルスの自然交雑ゾーンとH.オドルスの自生地を観察しました。トルカータス…

自生地の旅の2日目となりました。クロアチアの城郭都市に宿泊して、朝8時の出発です。アドリア海に沿って南下し、目指すはH.ムルチフィダス・ムルチフィダスのサイト(写真)です。丸弁・カップ咲きで綺麗な花が目立ちますが、中には超剣弁花もあってい…

バルカン半島の自生地ツアーに来ています。今日は自生地1日目で、スロベニアのH.アトロルーベンスのサイトを訪れました。日本で自生地の気温をチェックしていたら、ここ一週間は日中20度を超える状態だったので、いやな予感があったのですが、案の定、比…

「バルカン半島4カ国を回るクリスマスローズ大探検隊」とは、凄いタイトルです♪以前ご紹介しましたが、本格的な募集を開始しましたので、再度のご案内です。既に、お申し込みされた方もいらっしゃるようです。この自生地ツアーには、勿論私が講師として同行…

やっとクリスマスローズの自生地ツアーの全容が明らかになりましたので、ご紹介します。講師として私が同行します。詳しい問い合わせは、「新和ツーリス」さんにお願いします。 日時:4月2日(土)〜4月10日(日) 9日間 代金:428,000円(東京出発、最小催…

かなり切れ込みが多くなってきたH.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌス・MN0601・モンテネグロです。2006年に現地の植物学者の方が送って下さった種子から育てているのですが、種子の発芽率が極めて低かったため、これは貴重な苗と言えるでしょう。 因みに…

一般にはH.トルカータス・モンテネグロと分類されていますが、モンテネグロでは、H.ムルチフィダス・セルビックスと分類されています。 種子から栽培していますが、成育は極めて遅いです。特に、東京での栽培では、夏の高温多湿が大敵となります。それで…

たくさんに分岐した細葉が特徴的なH.トルカータス・ボスニア・#20.1です。 成長が遅い原種ですが、可愛いらしい花を咲かせてくれるので、私の大好きな花になっています。 今年の春にも、ボスニアの自生地に行ってきましたが、もっともっと時間をかけ…

3月27日〜4月4日の行程で、ヘレボルスの自生地に行ってきました。天候に恵まれ、最高の調査旅行でした。 写真は、ボスニアで撮影したH.トルカータス・ボスニアです。花弁の裏側がパープル、表側がグリーンにパープルのベインが入る剣弁タイプです。 今…

ヘレボルスの自生地であるバルカン半島を訪れると、ヘレボルスと共生する様々な植物と出会うことができます。原種のC.プルプラセンスもその内の一つです。但し、開花時期が異なっているため、ヘレボルスの開花時期には、プルプラセンスの葉しか確認できま…

無事に自生地の旅から帰ってきました。夢のような世界で、素敵な仲間達と至福の時を過ごすことができました。 詳しいレポートは、何らかの雑誌や書籍の中で、ご紹介したいと思っています。 帰国して早速、自分の庭の水やりをしました。花はかなり咲き進んで…

昨日に引き続き、幸運にもネットが接続できました。日本では昼間かと思いますが、こちらはまだ朝の6時15分です。外はまだ真っ暗です(サマータイムなので、本来なら朝の5時15分に相当)。 一日中野山を駆けめぐっているので、ベットに横になるとすぐ寝…

皆さん、お久しぶりです。3月28日に成田を発ち、スロベニア、そしてクロアチアの自生地を訪問中です。 29日にスロベニアのH.ニゲルとH.ムルチフィダス・イストリアクス、30日にスロベニアのH.デュメトルム、クロアチアのH.デュメトルムとH,…

見ているだけで楽しくなってしまうH.ヒブリドゥス・セミダブル・ホワイト・ピコティーです。丸弁で整った花形をしており、キリリと赤色の覆輪が輝いて見えます。 少々、咲き進んでいますが、小花弁に綺麗な覆輪が入っています。写真は、コンパクトカメラの…

小葉が大きめで分岐が少ないのが特徴のH.オキシデンタリス・ベルギーです。 11枚に分岐した小葉は、やや幅広で丈夫そうですが、写真の様に葉焼けして地上部は枯れてしまいました。東京の日差しは辛いのでしょうか。自生地では落葉性のようなので、当然と…

葉焼けを起こして地上部が枯れ始めているH.アブルジクスです。 この写真では小葉がそれ程多く分岐していませんが、本来は小葉が更に細く分岐するのが特徴です。 イタリア中央部に自生する新種で、日本国内での栽培事例も少ないです。しかし、私が栽培して…

しっかりと小葉を展開しているH.トルカータス・モンテネグロです。 以前訪れたモンテネグロの情景が浮かんできます。深く切り立った山道を進み、道無き道を進むと、そこには雪解けの斜面に花が開花しているのです。「咲いててくれてありがとう」と、トルカ…

数十の小葉に分岐し、細葉で鋸歯状の特徴的な小葉が魅力的なH.トルカータス・ボスニアです。 多少、葉先が痛んではいますが、元気いっぱいです。 栽培していて、H.トルカータス・ボスニアの方が、H.トルカータス・モンテネグロよりも丈夫で生長が早い…

ペールグリーンの小輪良花を咲かせるH.ムルチフィダス・ムルチフィダス・クロアチアです。 ムルチフィダスは最近注目されてきている種なのです。2007年にクロアチアの自生地を訪れた時は、トルカータスの自生地を見て、ムルチフィダスの自生地の近くまでは…

小苗を購入してやっと開花したH.WM9531ですが、どうも花色が想定外でした。 もしかして、ガーデンハイブリットと交雑したタネと取り違えたかもと思ったりして、悩んでいます。 WM9531は、H.ムルチフィダス・ムルチフィダスとH.トルカータ…

花芽や葉芽が、頭を出しているH.ムルチフィダス・イストリアクス・#25.2です。 ムルチフィダスの3亜種の中では、どちらかというと北方に自生しています。 芽の中央部に、施肥した痕跡が残っていますが、原則としてこの様に芽際に施肥するのは御法度です。…

真ん丸で藤色を呈するH.リヴィダスのつぼみです。 独特の色合いは、つぼみのみならず、小葉にも見受けられます。銀色がかった緑色の葉には、大理石模様が入ります。実生で2年で開花する花なので、下手すると9センチポットでつぼみがつきます。 自生地は…

この写真では分からないかとは思いますが、TSナーセリーの一押し交配苗です。 来年のお薦め潤・Pと言うことで、期待大です。 今日は、東北地方は雨でした。寒いしハウス巡りもしないで、話は原生地・・・種の不思議の話から始まり、自生地の地図や写真を見…

南側のつげの木の木陰で、元気に夏越ししたH.トルカータス・ボスニアです。 たくさんの細長い小葉に分岐しているのと、葉の縁が鋸歯状になっているが特徴です。葉に虫食いの跡がありますが、気になるものでもありません。 今年の3月にボスニアのトルカー…

3月23日(金)から3月30日(金)の1週間、クロアチアとボスニア・ヘルセゴビナのヘレボルスの自生地に行って来ました。 3月23日は、成田からクロアチアの首都ザグレブに向かいました。途中、パリでトランジットです。ダイレクト便が無いので、どう…