葉柄が余り長く伸びないまま、こぢんまりとした感じで小葉を展開しているH.セルビクス(H.serbicus)です。葉は固く丈夫そうです。多少、遮光しているせいか、葉焼けはしていません。また、特別扱いして、籾殻入りの焼締め鉢(伝市鉢)を用いているので、…

1ヶ月前に比べると、葉数が少なくはなりましたが、まだまだ頑張って小葉を展開しているH.チベタヌス(H.thibetanus)です。大株の方が、葉が残りやすい傾向があるようです。クリスマスローズの原種の中では、多少栽培に工夫が必要な植物ですが、恐れる必要…

H.ヴェシカリウス(H.vesicarius)です。見事に地上部が枯れました。夏越しして、再度新芽が上がってくると、ホッとするのです。落葉性なので、当たり前のこととは言え、それまでがヒヤヒヤです。そして、次は今年こそ咲けと念じるのだけど、咲かずにまた…

「原種系クリスマスローズ」の107頁で、株分けと植えつけの写真で用いたH.プルプラスセンス(H.purpurascens)のその後の様子です。 1年経って立派か株立ちに成長しました。小葉は一部で黄みがかっていますが、まだまだ元気に展開しています。西向きの花壇…

こうやってみると、H.クロアチクス(H.croaticus)はけっこう毛深いです。H.クロアチクスには、花首と苞葉の裏側部分に繊毛が生えており、これがH.アトロルーベンス(H.atrorubens)との区別する際に用いられています。しかし、それでは花が咲いている…

この交配種(H.ヒブリドゥス)は2007年10月に2年生苗で入手したため、2009年、遅くても2010年には開花しないといけないはずですが、2012年になっても開花していません。原因の1つとして考えられるのは、一時期灰色かび病に罹り、地上部を失ったことが影響…

夏越しの管理で気を付けなくてはいけないことの一つに置き場所があります。写真の株は、乾燥しきって葉が枯れていますが、これは日当たりの良い場所に置いていたからではありません。木陰になっていて、普通だったら過ごし易いはずなんですが・・・。そうで…

多少日当たりの良いところでも、水やりの管理ができれば問題ないのですが、手がかけれれない方にとっては、日向での夏越しはきついです。置き場所が無く、けっこう日当たりの良い南向きの場所に置いている写真の株ですが、軒の張り出しの下でもあるため、雨…

まだ花弁が残っている(残している)H.ヒブリダス(交​配種)です。今年、初開花した株ですが、開花時期は遅め​でした。 その為、今頃新葉が展開し始めています。7月下旬にもな​ると、通常は成長がスローダウンして、じっと我慢の子状​態になりますが、こ…

H.トルカータス・ボスニア(H.torquatus Bosnia)です。8号鉢に植えていますが、この位の株立ちまで成長すると、手がかからなくなります。元々栽培し易い部類に入る原種ですが、夏越しの時に、ちょっとだけ遮光してあげているだけで、それ以外は何もしてい…

H.オドルス(H.odorus)です。暑くて堪らない日が続いたと思ったら、今度は涼しいと言うか、なんだか寒かったりして、身体がついていけません。 でも、H.オドルスはとても元気に葉を展開しています。株元をこまめに観察してみると、何だか付け根に膨らみ…

H.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌス(H.multifidus hercegobinus)です。スリット鉢で栽培していますが、快調に成長しています。小葉は細かく分岐しており、葉っぱを見ているだけでも飽きません。耐暑性はある原種で、多少乾かし気味(放置栽培気味)で…

H.クロアチクス・ダブル(H.croaticus dd)だと思っていましたが、H.クロアチクス・ハイブリッド(H.croaticus hybrids)に変更しました。 通信販売で普通のH.クロアチクスのシングル花として購入したのですが、開花したら何とダブル花でした。こりゃ…

H.セルビクス(H.serbicus)です。やはり今年は梅雨時期の低温が影響して、成長パターンがズレている様です。今年でた葉の付け根から、新芽の動きが見られます。まるで、殻を打ち破って出現した様な感じに見えます。しかし、7/10辺りから気温が上がり始め…

H.トルカータス×H.ムルチフィダス・ムルチフィダス(H.torquatus×H.multifidus multifidus)です。7/9に掲載した株ですが、一週間の内に新葉が展開し始めました。新葉の展開時期としてはちょっと遅めですが、嬉しいです。それにしても、ノンビリ屋さんで…

大事なH.アトロルーベンス(H.atrorubens)に、軟腐病が発症しました。気温が上昇し、大雨も降ったりしたので、発症しやすい環境になったのでしょう。 鉢から出して、根を洗い、患部をできるだけ丁寧に取り除きました。かなりボリュームがあった根でしたが…

H.チベタヌス(H.thibetanus)です。早い時期に、地上部を失った個体ですが、新芽が見られます。はっきりと(笑)。 去年の同じ時期に比べて、日平均気温の平均値が4.4℃も低いので、動きが活発なのでしょう。今年は、今のところ寒いのです。でも、その分8…

H.クロアチクス(H.croaticus)です。根元がしっかりと露出しています。ここまで露出させる必要は無いのですが、深植えになるよりはましかも知れません。 目を凝らして見ると、新芽らしい膨らみが見受けられます。根は一部腐っていますが、活き活きした根…

H.オドルス(H.odorus)です。丸味を帯びた小葉で、コンパクトに纏まっている様な印象を受けます。H.オドルスと言えば、交配種(H.ヒブリダス)同様、丈夫と言われています。 秋にもう少し大きな鉢に植え替えしてあげた方が良いかと思います。 H.オ…

H.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌス(H.multifidus hercegobinus)です。幅広の株は、相変わらず元気に小葉を展開しています。 上部に遮光ネットを張っていますが、朝方は日が差し込みます。葉柄の根元には新芽の膨らみが見受けられます。 これは去年に…

H.セルビクス(H.serbicus)の小株です。小葉は元気に展開しています。また、株元を良く観察すると、何だか膨らみもあるような気がします。花芽の元が作られているかも知れません。来年、開花してくれるのを楽しみにしています。

去年購入したH.トルカータス×H.ムルチフィダス・ムルチフィダス(H.torquatus×H.multifidus multifidus) です。 花柄が残っていて、新葉がなかなか上がってきませんでした。漸く新芽が見えてきたので一安心ですが、その反面、気温が上がってきているの…

写真はH.ヴェシカリウス(H.vesicarius)の幼苗です。成長が遅くて発芽一年目は本葉が出ないで、双葉のまま終わるとも言われていましたが、実際には本葉はでるみたいです。常識というものは、ある条件下で作られたものなので、条件が変わると常識も変わる…

斑入り葉のH.アーグチフォリウス・スノーフィーバー(H.argutifolius 'Snow Fever')です。 一通り、花も咲き終わり、子房が膨らみ始めているので、花軸(ステム)を切り取ることにしました。古葉は濃いグリーン葉にクリーム色の斑が入っていますが、新葉…

新葉を目一杯に展開しているH.ヒブリダス・ルーセブラックですが、なかなか思うようにはいきません。展示会用に大鉢に仕立てたのですが、開花時期が遅くて、毎年タイミングが合いません。今年は更に開花が遅かったです。また、花が終わるのも早かった様な…

細葉が魅力的なH.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌス(H.multifidus hercegovius)です。もっと、細葉の個体も有り、糸状と言っても良い様な個体まで存在します。成株になると、細かくなっていくと言う見方もあります。この株も、もっと細葉に変化するの…

クリスマスローズの開花は一段落して、新葉を一斉に展開する季節になりました。降雨量の増加と気温の上昇に伴い、病気の発生も多くなってきます。クリスマスローズに発症し易い病気の一つに、べと病があります。葉に褐色の斑点が現れ、葉の縁がまるまるのが…

この花が、今シーズンご紹介する最後の開花株になるかと思います。丸弁・カップ咲きのH.ヒブリダス・ピンク・ダークネクタリー(H.×hybridus Pink Dark Nectaries)です。殆ど全ての開花株は、花柄とりが終わっているので、今、咲いている花は我が家では貴…

気が付かない内に咲いていたので、本来の色は分かりませんが、現況では、H.ヒブリダス・セミダブル・ホワイト・スポット(H.×hybridus SD White spot)に見える花です。花形はとても整っており、小輪気味で可愛らしいです。咲き進んでいるのに、小花弁が落…

クリスマスローズの花もお終いと言いつつも、ちょこちょこ咲き続けているH.ヒブリダス・グレープ・バイカラー(H.×hybridus Grape Bicolours)です。花弁の裏側のパープルの色合いが少々薄めになっていますが、まだまだ頑張っています。丸弁で浅いカップ咲…