2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

この血統付きの苗は、アシュウドナーセリーから購入した種子から育てたものです。'アシュウド・ガーデンハイブリット',ホワイトブロッチです。この暑い時期に、元気に新葉をのばしています。再来年には咲いてくれることを期待しています。

元気良く大株に育っているニゲル・クリスのF1株です。親株の形質は弱く、なかなか大株にはなりませんでしたが、この株は丈夫みたいです。この丈夫さを伸ばしながら、本来のニゲル・クリスの可憐な姿が維持できると最高です。9枚の小葉に分岐する葉姿も楽…

全体に黄色化して、葉の縁が枯れてきているヴィリディスです。あまり特徴のない花かも知れませんが、ヨーロッパに広く分布していることから考えると、強い品種なんだと思います。事実、何も面倒みていませんが、生き残っています。

あるナーセリーさんで撮影したヒブリドゥス・ダブルの親株です。花色までは確認できませんでしたが、葉は7〜8枚の小葉に分岐しています。注目すべきは用土です。赤玉土の中粒を用いて、排水性を良くしているのが分かります。また、有機肥料を与えた後も確…

幅広で5枚の小葉に分岐しているオキシデンタリスです。外側の2枚は更に分岐して7枚になっている物もあります。元々はヴィリディスの亜種の一つに分類されていたのですが、今では独立した種として定義されています。

小さくて幅広の小葉が特徴的なデュメトラムです。葉の縁はやや鋸歯状になっています。この時期、葉傷みが始まっており、小葉の縁部は黄色化しています。

トルカータスの様な細葉からなるヒブリドゥスです。14枚程度の小葉に分岐しています。葉数は多く、良く繁っていますが、古葉の一部に葉焼けが見られます。

艶やかで、小葉の縁が鋸歯状を呈するニゲル'クリス'のシングルタイプです。本来のニゲル'クリス'はセミダブルタイプなのですが、このF1株はシングルです。でも、セミダブルの因子は持っていますので貴重な存在です。7枚の小葉に分岐しています。

1995年にウィル・マックルーウィン氏がクロアチアで発見したWM9531です。今の時期、葉の色は様々で、左の様にかなり縁周りから黄色化している株もあれば、右の様に緑色のままの株もあります。 まだ、新種として種名が付いていませんが、注目すべき…

実生のフェチダスです。ステムの長さは8㎝、株の高さも14㎝程度と可愛らしいです。葉は5〜7枚の小葉に分岐していますが、大きさは7㎝程度と赤ちゃん手のひらみたいです。そろそろ植え替え時かと思いつつ、ついつい放置してしまいました。この秋には植…

オリエンタリスの亜種は3種類あります。このアブシャシクスもその一つで、いろどり的には一番注目したい種類です。 5枚の主葉の内、外側の2枚が更に分岐して、全部で7枚の小葉に分岐しています。もっと、分かれて11枚にも分岐することがあるかと思いま…

ヘルセゴヴィヌスのように、細かく分岐している亜種ではありませんが、このムルティフィダス・ムルティフィダスも10〜15枚の小葉に分岐しています。 小葉の縁は、やや鋸歯状になっており、一部切れ込みが入っている様子が見られます。この切れ込みが深く…

フェチダスには、いろいろな品種がありますが、この'グリーン ジャイアント'は、その名の通り大型種です。1.5mにもなると言われていますが、まだ実感していません。 種子から育ててここまで大きくなりました。ちょっと傷み気味だったので心配していましたが…

斑入りの葉人気があります。ヘレボルス アウグチフォリウス'ジャネット・スターンズ'の場合は、やや黄色みがかった斑が入っています。 特に、若い葉に強く斑が出ているようです。丈夫な品種で、60㎝くらいの背丈になります。

黄色の葉っぱが特徴的なフェチダス’ゴールド ブリオン’です。 とても綺麗な色なので、葉だけで十分に楽しめます。でも、葉先が葉焼けしがちなので、枯れこんだ部分を切り取っています。この株は、今年花を咲かせなかったので、古いステムが残っています。 原…

最近、気になる症状が見られます。葉の先から茶褐色に乾いた枯れ方をするのです。1株だけではなくて、周辺の株にも広がっているような気がします。 この花は、やや緑色を帯びたホワイト・ピコティーで大事な株なんですが、単なる葉焼けなのか、何か病気なの…

今日は午後から天候が一転して、どしゃ降りの雨にヒョウが加わり、雷が鳴り響き、停電までしたりして散々でした。フォトは雨の降り出す前のプルプラスケンスです。葉先が枯れてきて、全体的に黄色みを帯びています。かなり水はけの良い用土を使用しているた…

Ashwood Garden Hybridsのゴールドネクタリーの葉は、硬く、葉脈が深く刻まれています。また、小葉の縁は鋸歯状で若干黄色みを帯びているのが特徴です。もちろん個体差があるので、他の個体が全て同じであるかは不明です。 ただ、葉の生長は旺盛で、強い品種…

暑い一日でした。そして、湿度が高く過ごしにくい一日でした。気分屋のフェチダスですが、今のところ順調に生育しています。 中央の枯れたステムは、今年花を咲かせた古いもので、次年度に花を咲かせるステムは、青々と元気にしています。かと言って、油断は…

Matthias Thomsen氏が記載したMT0002ですが、当初、新種のアブルジクスに相当すると言う情報が流れましたが、どうやらボッコネイのTerni Formのようです。 アブルジクスはアントシアニンが含まれておらず、紫系の発色を行うMT0002とは違うことになります。ま…

まだまだ梅雨真っ盛りで、不安定な気候が続いています。庭に出てヘレボルスの葉の状態を観察してみると、トルカータス (モンテネグロ)の葉の表面に蜘蛛の巣が張り、その上に雨粒が水玉状にのっかっている様子が見られました。 単に、蜘蛛の巣を取り除く手間…

7月になるとさすがに原種もジメジメした暑さで苦しそうです。ムルティフィダスは元々、多くの小葉に分岐しているのが特徴ですが、特に、ヘルセゴヴィヌスは細かい小葉が魅力的です。花の無い時期でも、葉の姿を見ているだけで十分に楽しめます。 なるべく葉…