2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

あっという間に7月も終わってしまいました。梅雨明けしたか、しないのか、分からないまま、時だけが過ぎ去ってしまったような、ちょっと消化不良気味の天候でした。 その様な中、頑張って本葉を展開しているH.トルカータス・モンテネグロです。実生で育て…

まだ早いかも知れませんが、クリスマスローズ展の情報が入りましたので、ご紹介します。 「群馬クリスマスローズ協会」主催の「冬の貴婦人 クリスマスローズ展」が平成22年2月19日(金)〜21日(日)に、高崎高島屋(屋上ガーデン)で開催されます。…

葉が小さめで背丈も低めのH.ヒブリドゥス・ダブル・ピンクです。葉は小さめですが、葉数は多いのが特徴で、原種の影響が強いたちなのかも知れません。 小葉はやや傷みがあり、余り艶やかではありませんが、問題はありません。また、来シーズンに可愛いピン…

しっかりと葉柄が立ち上がっているH.ヒブリドゥス・ダブル・ダークパープルです。とっ言っても花は分かりませんね。この株は、昨年の10月に2つに株分けした片割れです。今年の2月には開花して展示会にも出品したのですが、元気に夏越し中です。やはり…

よく見受けられる黄覆輪の小葉を有するH.ヒブリドゥスです。一見すると綺麗な模様の様にも見えることと、ダブル花が咲く確率が高いと言われたため、一時期は「ゴールドリム」と呼ばれたりして持てはやされました。 しかし、最近では、花が乱れやすい傾向が…

妙に幅広の小葉を持つH.ヒブリドゥス(H.シクロフィルス・ハイブリッド)です。 何と言っても、H.ステルニー 'シルバースター'の様に、葉が銀色を呈しているのが、際立った特徴となっています。何がどう交雑してしまったか記録が残っていないため、今…

赤軸のステムが特徴的なH.フェチダス・'ウエスター・フリスク・グループ'です。また、銀葉なのがもう一つの特徴ですが、この写真だけ見ていると、よく分からないかも知れません。新葉は、黄緑色をしていて区別が付きやすいです。フェチダスは環境が合うと…

幅広のツヤのある三葉が特徴的なH.リヴィダスです。1枚葉も見受けられますが、深緑色の小葉にうぐいす色の模様が浮き上がっています。小葉の縁は鋸歯は目立たず、丸みを帯びています。この株はどちらかというと矮性で、小葉は横に垂れ下がるように拡がっ…

今は肥料を与える時期ではありませんが、肥料のお話し(宣伝)です。秋になって植え替えをする際は、元肥を用土に混ぜ込みます。肥料はリン酸分の多いものが最適です。写真の肥料は、花ごころさんの「元肥そだちBB」です。 肥料成分は、チッソ:リン酸:カ…

小葉の縁から枯れ始めているH.トルカータス・ボスニアです。トルカータスは、私が大好きな原種の一つ、と言うよりか一番大好きな原種です。H.アトロルーベンスやH.クロアチクスに比べると、繊細な株立ちで生長に時間がかかる原種ですが、そこが可愛い…

太いステムが立ち並び、尺鉢一杯になっているH.×ニゲルコルスです。メリクロン苗を購入して何年経ったか記憶に残っていませんが、発売初期に購入したものです。丈夫で大株になりますが、その反面繊細さは全く見受けられません。不実性でタネが採れないので…

原種の中でも特異な存在なのが、このH.ボッコネイです。元々、ムルティフィダスの亜種でしたが、種として分類が見直されたものです。 葉は細かく分岐しているのが特徴ですが、「Terni Form」は特に分岐が多いと言われています。しかし、この写真を見ると、…

庭植えのH.アーグチフォリウスですが、虫の被害に遭わない所では綺麗に葉が残っています。太いステムからは力強さが醸し出されています。肥料が効いているのか、年々立派なステムが生長しているような気がします。今年のステムも立派です。 庭植えの肥料は…

H.ヒブリドゥスに似ていますが、その交配親の元祖となる原種のH.オリエンタリス・オリエンタリスです。オリエンタリスには3つの亜種がありますが、その中では比較的早咲きの特性があるようですが、花はどちらかというと地味目なので、目立たない存在で…

ヘレボルスの自生地であるバルカン半島を訪れると、ヘレボルスと共生する様々な植物と出会うことができます。原種のC.プルプラセンスもその内の一つです。但し、開花時期が異なっているため、ヘレボルスの開花時期には、プルプラセンスの葉しか確認できま…

書籍では常緑性と記載されているH.オドルスですが、自生地の状況や実際に栽培している経験から落葉性ではないかと考えています。実際には条件が良いと葉は残るのかも知れません。 また、自生地とは異なる日本の気候条件で栽培すると、原種も違った形質を示…

露地植えのH.ヒブリドゥスですが、鋸歯がとても美しいです。この株は、昔から在る株で植え付けてから13年になるかと思います。とっ言うことは、15年ものと言うことになるのでしょうか。さほど大株になる訳ではないのですが、毎年、綺麗な花を咲かせて…

名前を聞いただけで自生地の夢を見てしまうH.トルカータス・モンテネグロです。 山野草のお店で偶然目に止まり、試しに購入した籾殻鉢に植えていますが、今のところ生育状態は好調の様です。さすが、高級鉢です。 原種は、特に排水性・通気性に気を付ける…

新葉が展開しようとしてはいますが、灰色かび病で地上部が枯れてしまったH.アトロルーベンスです。 灰色かび病も地際まで拡がってしまうと、せっかくの新葉も既に病気にかかってしまっている可能性が高いです。 患部はできるだけ取って、後は殺菌剤をかけ…

ヘレボルスの栽培では、夏場は一般に肥料を切る時期ではありますが、(株)タクトさんが新しい液肥を発売しましたので、ご紹介します。 その名は、「ヴィコント(Vicont)」です。何でも、"Vivid"「鮮やか」、"Contorol"「管理/調節」"、"Continue"「持続」…

今日は、午前中は東京都内の園芸店てん、そして、午後からはクリスマスローズを生産しているNBさん、MUさんに同行して、茨城県の園芸店さんを訪問しました。 クリスマスローズはオフシーズンですが、クリスマスローズを心から愛している生産者さんや園芸…

新葉の動きが見られるH.ヒブリドゥス・グリーン・スポットです。少々遅めに植え替えした株だったため、心配しましていましたが、何とか根付いたようで、一安心です。 遅い時期に植え替えすると、根の生長が不十分なまま暑さを迎えるため、地上部が枯れてし…

古葉の縁から枯れ始めているH.ボッコネイです。元々、ムルチフィダスの亜種でしたが、2006年に種として独立しました。小葉にはかなり深い鋸歯があり、きゃしゃな株立ちをしていますが、思いの外丈夫なので安心して栽培できます。 最近では、この特性を…

今日は朝から軽井沢に行ってきました。駅前の大賀ホールには、信州ヘレボルス倶楽部の皆さんが中心になって植栽したクリスマスローズがあります。 生育状態が気になったので、立ち寄ってみましたが、特に大株を植えた正面入り口横の株は、写真のようにしっか…

気を付けていたのですが、出てしまいました。可愛がっていたH.フェチダスが灰色かび病になってしまいました。 早めに患部を切り落としましたが、ちょっと手遅れ気味でした。あとは殺菌剤を散布様子伺いしか有りません。元々、元気が無かった株なので、気に…

斑入りの植物は弱いと言われますが、このH.アーグチフォリウス・パシフィックフロストはけっこう元気です。鋭い鋸歯に特徴的な三葉が美しいです。ステム頂部では、新葉の展開が認められ活き活きしています。鉢植えで大株に仕立てて、上手くいったら展示会…

露地で元気に生長している・・・とは言え、さほど大株にはならないで、適度な大きさを保持しているH.×ステルニー・シルバースターです。銀葉と言うけど、実際にはこの株はそんなに銀葉の状態ではありません。 ステルニーの右側には黄色の葉のホスタ、右奧…

葉焼けして枯れ始めているH.ヒブリドゥス・デュメトルム ・ダブルハイブリッドです。種子親はアシュウド・ガーデンハイブリッドですが、例年、夏場になると小葉が枯れ始めるという特性があります。 H.デュメトルムの影響だとは思いますが、原種そのもの…

早咲きと言われるH.ニゲルですが、夏に開花するなんてどうなっているのでしょう。写真は、メリクロンの’ダブルファンタジー’ですが、大きいつぼみが2つが花軸を伸ばし、地際にも小さなつぼみが2つ見え隠れしています。 ニゲルが夏に開花するのは、昔から…

H.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌスと正反対で、幅広の小葉が特徴的なH.クロアチクスです。5〜7枚の小葉は、鋸歯を持ち互いに重なり合っています。 クロアチアのごく一地域でしか自生していない貴重な種ですから大事にしたいです。 今日は、昼から…