病害虫

大事なH.アトロルーベンス(H.atrorubens)に、軟腐病が発症しました。気温が上昇し、大雨も降ったりしたので、発症しやすい環境になったのでしょう。 鉢から出して、根を洗い、患部をできるだけ丁寧に取り除きました。かなりボリュームがあった根でしたが…

クリスマスローズの開花は一段落して、新葉を一斉に展開する季節になりました。降雨量の増加と気温の上昇に伴い、病気の発生も多くなってきます。クリスマスローズに発症し易い病気の一つに、べと病があります。葉に褐色の斑点が現れ、葉の縁がまるまるのが…

小苗君と呼ばれていますが、実際には今年初開花した立派な開花株です。小苗時代の名前で、そのまま呼んでいます。新葉がしっかりと展開しているため、これだけ見ると元気に見えますが、実は下に隠れた小葉は、灰色かび病が発症していました。直ぐに患部を切…

小葉が枯れてしまったH.デュメトルムです。夏越し失敗作でした。培養土ok、鉢ok、置き場ok・・・のつもりでしたが、灰色かび病にやられてしまったのです。何故なら、この鉢の隣りに、重症の灰色かび病の鉢が出現してしまったためです。いくら気を付…

小葉を元気に展開しているH.オキシデンタリスですが、何だか穴だらけです。そうなんです。虫に食べられてしまった様です。食欲旺盛な虫君・・・美味しいのかな・・・ヘレボルスの葉。虫食い以外は、全く問題なく成育しています(笑)。今日も凄い雨です。…

先週はベト病の恐れがあったための、患部を切り取りました。残った小葉は今のところ大丈夫の様です。このまま頑張って欲しいです。相変わらず、軒下で雨が直接当たらないところで、やや乾燥気味に管理しています。何度も書き込みしていますが、かび病は早期…

暖かくなりました。そして、降雨量も増えてきました。灰色かび病も何故か頑張ってしまう時期になってきました。写真は某所で入手した株ですが、一度灰色かび病で枯れて、再度展開したその小葉にも発症してしまいました。また、そこで同時に入手した他の株も…

最近小苗君の小葉の縁が茶色に変色してきました。広がっているような気がしますが、これは「ベト病」の症状かも知れません。そこで、痛んだ葉柄を切り取ることにしました。この時期に葉柄を切り取ると、来年の花付きが悪くなる可能性もありますが、全体に広…

昨日は環境(置き場所)を変えて灰色かび病の株の再生を図った話でしたが、今日は鉢の素材を代えて再生を図った話です。写真は、H.オドルス・ラクサスです。我が家にある数少ない貴重な株だったのですが、根腐れを起こして死にかけていました。そこで、栽…

この所気温が上がり、時折雨が降る天候が続いています。かび病が蔓延する環境が整ってきたので、気を付けなくてはいけません。写真はH.セルビクス・MN0603・モンテネグロの苗です。種子から育ててきたのですが、どうやら立枯病に罹っているようです…

クリスマスローズの葉を食害する芸術家タイプの「エカキムシ」です。ハモグリバエの幼虫が葉裏を残したまま、葉肉を食害して移動するために、葉面に曲がりくねった白い線が描かれます。それが、「エカキムシ」と呼ばれる由縁です。冬場を除いて繰り返し発生…

地上部が傷んだため、新葉は展開したH.プルプラセンスです。 最近、雨が多いせいか、新葉の縁にかび病が発生しています。ちょっと油断すると、こうなってしまいます。柔らかな葉には、多湿は禁物です。今晩は、土曜日の早朝の新幹線に乗るため、東京駅の近…

根腐れを起こしたH.アーグチフォリウス 'シルバーレース'です。地上部がしおれてきたので、こりゃ〜危ないと思っていたら、結局、枯れてしまいました。丈夫そうだったのですが、残念でした。 今日は、麻布十番の周辺に行ってきました。「中国飯店 富麗華」…

クリスマスローズの病気の中で一番多いのは、カビ病です。その中で、最近猛威をふるっているのが、「べと病」です。 けっこう拡散しやすく、気がつかない内の広域に広がってしまいます。早期発見が一番ですから、気を付けて下さい。 それにしても、今日は暑…

クリスマスローズの病気の中でも、けっこう最近になって騒がれ始めたのが、このベト病です。先日も紹介しましたが、拡大しやすい病気なので、皆さんも十分に注意して下さい。 葉の成長が大事な時期に、葉を傷めることになるので、その後の成長や開花に大きな…

この時期多く発生するのがベト病です。写真の様に小葉が丸まって斑点状に茶色の斑点が広がるのが一つの特徴です。 この苗は去年も発生したもので、隔離してそのまま管理していたら、やはり再発しました。残っているものですネ。 葉が枯れると、成長が鈍り、…

今日は、写真をたくさん撮りました。700枚以上も・・・その中でこの花が気になりました。ラベルには確かにH.アトロルーベンスと書かれているのですが・・・何だか交雑しているような気がします。ハウスシードの場合は、どうしても避けられないです。 ラ…

元気な苗ばっかりではありません。中には、ブラックデスになってしまった苗もあります。 今年仕入れた株が原因であることは分かっていますが残念です。拡がらない様にするには、確認したら直ぐに廃棄することしかありません。 この時期は、古葉とりの時期で…

7月に発病して、いろいろと面倒を見てあげたけど、べと病で瀕死状態のH.ヒブリドゥスです。新芽が確認できますが、根元まで病変が拡がっているため、再起不能かも知れません。今のところべと病の大量発生はしていませんが、けっこう拡大しやすい病気なの…

よく見受けられる黄覆輪の小葉を有するH.ヒブリドゥスです。一見すると綺麗な模様の様にも見えることと、ダブル花が咲く確率が高いと言われたため、一時期は「ゴールドリム」と呼ばれたりして持てはやされました。 しかし、最近では、花が乱れやすい傾向が…

新葉が展開しようとしてはいますが、灰色かび病で地上部が枯れてしまったH.アトロルーベンスです。 灰色かび病も地際まで拡がってしまうと、せっかくの新葉も既に病気にかかってしまっている可能性が高いです。 患部はできるだけ取って、後は殺菌剤をかけ…

気を付けていたのですが、出てしまいました。可愛がっていたH.フェチダスが灰色かび病になってしまいました。 早めに患部を切り落としましたが、ちょっと手遅れ気味でした。あとは殺菌剤を散布様子伺いしか有りません。元々、元気が無かった株なので、気に…

たまたまなのか、Presto(プレスト)の記事を書こうと思って、過去ログを検索してみたところ、丁度1年前の2008年6月29日に書いているのを見つけました。 やはり必要とされる時期は決まってくるのでしょうか。それとも偶然かも知れませんが、今日、Pr…

今日も愚図ついた一日でした。雨が多いとかび病の発生が気になります。また、花殻取りをしているかとは思いますが、残った残骸が丁度枯れてくる頃です。場合によってはカビが発生しているものもありますから、この残骸をつまんで廃棄しましょう。株の根元を…

もうすぐ6月になります。低気圧が停滞して、雨降りで涼しい日々が続いていますが、晴れれば気温が上がり日射量も増加します。そろそろ遮光が必要となります。写真は西側に開いた(元)駐車場で、今は栽培場となっている所です。西日が強く当たるため、早速…

毎年同じ時期にイモムシの食害に会うH.アーグチフォリウスです。気が付いた時は、既に遅すぎたみたいでボコボコの状態になっていました。イモムシ自体は2〜3センチの細身なボディーにも関わらず、集団で攻撃されては致し方ないです。 早速、ピンセットで…

暑くなり乾燥気味となると発症するため、最初は日焼けかとか思ってしまいましたが、どうやらべと病だと言うことが分かってきました。 密集して株を置いていると、病気が伝染しやすいので注意して下さい。発症したら患部を切り取り、殺菌剤を散布して風通しの…

花期が終わると、花柄や痛んだ葉柄を切り取ります。しかし、写真のH.ヒブリドゥスの様に、切り取った花殻の残骸にかびが発生しています。 放置していると、周辺にかび病が拡がるので、早めに残骸を抜き取り廃棄しましょう。この時期、こまめに観察するチェ…

今日も夏日です。熊谷辺りでは真夏日を記録したみたいだし、異常な気候が続いています。 写真は、H.デュメトルム です。小葉の部分が灰色かび病で、朽ちていました。 ただ、症状は局部的なので、早速、患部を切り落としておきました。早期の処置が、蔓延を…

タネを弾いてしまったH.ヒブリドゥス・セミダブル・ブラックの子房です。既に、小花弁は散っているので、見た目にはシングルなんですが、何故か1枚だけ小花弁が残っています。とても愛おしい1枚です。 タネ取りは、麦茶パックを被せている花があるので、…