2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

小苗君の花芽

「小苗君」と言う愛称ですが、既に種子から4年目、初開花から2年目を迎えようとしています。背丈は余り伸びませんが、去年よりも一周り大株に育ち、株元には苞葉につつまれた花芽らしきものが確認されます。今年の初開花は4月初めと遅めだったのですが、…

古葉を残しながら、花芽が見え始めているH.トルカータス・ボスニア(H.torquatus Bosnia)です。もちろん、花も良いですが、花芽の状態の原種は、とても可愛らしく感じます。H.トルカータス・ボスニアは、比較的栽培しやすいので、皆さんに栽培して欲し…

花芽が葉柄を割って出てきている様子が良く分かるH.シクロフィルス(H.cyclophyllus)です。H.オドルス似で、その陰に隠れてしまい、今ひとつ人気が無いような気がします。でも、緑色〜黄色の花色と幅広の小葉、何よりも丈夫な原種と言うことが有り難い…

正しく「原種系クリスマスローズ」の代表的な存在と言える無茎種の原種交配種です。花はクリーム色のセミダブル花で、とても可愛らしいです。伝市鉢の6寸(ガス窯)に植え付けていますが、サイズ的にも、風情的にも、ピッタリとフィットしています。このサ…

小葉は少々傷み気味ですが、まだまだ頑張っているH.オドルス(H.odorus)です。温暖な東京では、夏場に葉焼けや灰色かび病などで葉を傷めない限り、秋に落葉することもなく、葉は残ります。花芽らしきものも確認されてきています。この大きさだと、気温にも…

矮性のH.フェチダスが咲き始めました。ちょっと遠慮気味に咲いている様子が印象的です。これ以上花弁を広げないで終わってしまいそうです。H.フェチダスは、環境を選びます。地植えすると、背丈が高くなる可能性もありますが、我が家の庭では地植えに適…

最近、クリスマスローズに力を入れている一部の園芸店で販売されているH.ヴェシカリウス(H.vesicarius)の双葉ちゃんです。と言うか、私が購入した時は、まだ用土の中に埋もれていました(笑)。開花までの道のりは長く、また、開花する前に枯らせてしま…

早咲きのH.ボッコネイ(H.bocconei)が開花しました。剣弁・平咲きで、白味を帯びた花弁の中央にグリーンの色合いが入っています。小葉はドーム状に良く展開していますが、その中で花柄がグッと伸びて、花を咲かせています。まるで背伸びしているかのよう…

NHK出版から「趣味の園芸」1月号が12月21日に発売されました。特集は、「原種系クリスマスローズのススメ」、「今年のクリスマスローズ 何がおすすめ?」、「冬の園芸相談 オン ガーデンステージ」、「じつはおもしろい 観葉植物」、「長く楽しむ寄せ植え」…

書籍や雑誌が、次々に発売される季節となりました。12月16日に家の光協会から「花ぐらし2011冬号」が発売されました。 私は、「大株に育てて楽しむ クリスマスローズ」と言う記事を監修しています。大株に育てるための2か年計画と題して、栽培スケジュ…

「これは花芽ですネ」と言える株が増えてきました。写真は、H.オリエンタリス・アブチャシクス(H.orientalis abchasicus)の花芽です。NHK出版から、12月16日に出版される「原種系クリスマスローズ」の42頁の上段に掲載されています。写真は写真家の冨…

地際に見えるグリーンのつぼみが可愛らしいH.ヴィリディス(H.viridis)です。丈夫な原種の一種で、花色が一番緑っぽいため、グリーン・ヘレボルスと言われます。つぼみが見えると、直ぐにでも咲くのではと思いがちですが、実際には開花まであと1か月はか…

先日掲載したH.ヒブリダス・ダブル・グレープ・バイカラーのつぼみは、はっきりと分かるようになりました。でも、やはりグレープと言うか、グリーンの色合いが強そうな発色具合です。困ったものです(笑)。寒さが足らなかったのかも知れません。二番花に…

新葉を展開して元気そうな小苗君(愛称)です。今シーズンでタネから4年目の株です。今年の初開花も3月末と言うか、4月初旬と遅かったです。今の時期、新芽は上がってきていますが、どうも葉芽っぽい感じなので心配です。果たして、今シーズンも開花して…

園芸店(音ノ葉)で見かけたH.チベタヌス(H.thibetanus)です。白〜ピンクの色合いですが、特に桜色は人気が高いかと思います。H.チベタヌスの苗は、ホームセンターなどで一般に売られていると思っていたのですが、九州には出回っていないと言う情報を…

何だか花芽のような気がするH.セルビクス(H.serbicus)です。「タネから育てて何年経つだろうか」と考えてみると、タネから6年、発芽してから5年で、ようやく開花しそうな感じです。今になって思えば、もう少し違った栽培方法を適用して、開花も早めら…

この純白なつぼみは、H.ニゲル(H.niger)です。この株は、秋から狂い咲きをし続けてきた大株です。まとまって咲いてくれると良いのですが、何故かポチポチと咲くのです(笑)。どうも我が家では相性が悪いみたいです。もう少し、キッチリ咲いてくれる株が…

12月8日に主婦の友社から発売される「園芸ガイド」2012[冬号]でクリスマスローズ特集が組まれています。4つのパートから構成されています。パート1は吉谷桂子さんのクリスマスローズの寄せ植え、パート2はクリスマスローズの咲く庭、パート3は北海道のク…

この様に矮性のH.フェチダス(H.foetidus)も珍しいかと思います。ステムが立ち上がり70?にもなる筈、そこまでいかない矮性タイプでも40?にはなっても良いのではないかと思うH.フェチダスですが、どう見ても10〜15?といったところです。それでも…

大きなつぼみが付いているH.ボッコネイ(H.bocconei)です。今年入手した株なので、ちょっと予測できませんでしたが、早い時期につぼみを付けました。葉を良く繁らす原種です。イタリア南部に自生する原種で、耐暑性があり、日本でも栽培しやすいです。も…

長年、放置したままで生き残っているのだから、「H.リヴィダス(H.lividus)はきっと丈夫な原種なんだろう」と思う、今日この頃です(笑)。以前は、南向きの軒下で日光にギンギンに当てていましたが、最近は、西向きの軒下で西日を当てています。水やりを…

地上部が殆ど枯れて、葉一枚、それもかなり傷み気味のH.トルカータス・ボスニア(H.torquatus Bosnia)です。お気に入りの花です。葉が枯れた原因は、灰色かび病です。伝市鉢で養生しているお陰で、何とか生き残っています。灰色かび病もけっこうしつこい…

新芽(花芽)が、たくさん出始めているH.クロアチクス(H.croaticus)です。H.オドルスと同様に丈夫で育てやすい原種です。皆さんに、お薦めです。最近、量的には少ないですが、H.クロアチクスの開花株が販売されるようになってきました。花を見ると、…