栽培管理

この交配種(H.ヒブリドゥス)は2007年10月に2年生苗で入手したため、2009年、遅くても2010年には開花しないといけないはずですが、2012年になっても開花していません。原因の1つとして考えられるのは、一時期灰色かび病に罹り、地上部を失ったことが影響…

夏越しの管理で気を付けなくてはいけないことの一つに置き場所があります。写真の株は、乾燥しきって葉が枯れていますが、これは日当たりの良い場所に置いていたからではありません。木陰になっていて、普通だったら過ごし易いはずなんですが・・・。そうで…

多少日当たりの良いところでも、水やりの管理ができれば問題ないのですが、手がかけれれない方にとっては、日向での夏越しはきついです。置き場所が無く、けっこう日当たりの良い南向きの場所に置いている写真の株ですが、軒の張り出しの下でもあるため、雨…

まだ花弁が残っている(残している)H.ヒブリダス(交​配種)です。今年、初開花した株ですが、開花時期は遅め​でした。 その為、今頃新葉が展開し始めています。7月下旬にもな​ると、通常は成長がスローダウンして、じっと我慢の子状​態になりますが、こ…

ここの所の寒さで、グッタリと花柄が垂れ下がってしまいました。購入株(H.×hybridus)で、まだ植え替えもしていない状態ですが、かなりの曲線美ですネ(笑)。 笑っていてはいけませんが・・・。温室等で管理されていた株にとっては、厳しい寒さかと思いま…

新葉を展開して元気そうな小苗君(愛称)です。今シーズンでタネから4年目の株です。今年の初開花も3月末と言うか、4月初旬と遅かったです。今の時期、新芽は上がってきていますが、どうも葉芽っぽい感じなので心配です。果たして、今シーズンも開花して…

小苗君と呼ばれていますが、実際には今年初開花した立派な開花株です。小苗時代の名前で、そのまま呼んでいます。新葉がしっかりと展開しているため、これだけ見ると元気に見えますが、実は下に隠れた小葉は、灰色かび病が発症していました。直ぐに患部を切…

私が愛用しているスリット入りのプラ鉢です。でも、妙な場所に、大きな穴が開いています。決して排水性を良くしようと思って、わざと開けた物ではありません(笑)。何となく、微妙なところに穴が開いているので、おもしろくなってしまい、ついついシャッタ…

旺盛に新葉を展開する小苗君(「小苗君」と言うのは愛称。実際には今年初開花済みの交配種の株)です。けっこう降雨も多く、葉が密生していると、灰色かび病に罹りやすいので注意して下さい。真夏に比べると、確かに涼しくなってきましたが、10月だという…

9月下旬となり、そろそろ植え替えシーズン到来です。先ずは、小苗君をグリーンのスリット鉢の5号鉢から6号鉢に植え替えました。根鉢の状態は比較的良好で、根巻きすることなく均等に伸張しています。やや根腐れしているところもありますが、問題ないでし…

小苗君の新葉は元気に立ち上がって展開しています。古葉は1枚だけ残していますが、これもその内に切り落としてしまう予定です。今日は気分を変えて、レンズ交換しました。最近常用となった24-70ミリではなくて、24-120ミリのズームレンズを用いました。実売…

水やりサボってしまい、やや乾き気味の小苗君です。新葉が垂れてしまっていますが、暑い日中に水やりするのも酷なので、夕方になってからたっぷりと水やりしました。涼しくなってきたからと安心していると大変です。まだまだ暑い日もあるので、注意しましょ…

涼しくなってきたこともあり、小苗君の新葉はより成長してきました。毎日、降雨があるため過湿気味の環境となっています。灰色かび病などの発生が気になるところです。晴れた日に、殺菌剤を撒こうかと考えています。そうそう、植え替えもしないといけません…

夏越しの間に灰色かび病で地上部を失った原種系交配種(パーティードレス×デュメトルム・ダブル)です。新芽の数が多いことから、必死さが良く伝わってきます(笑)。申し訳ないことに、灰色かび病とは知りつつ、殆ど放置状態にしていました。症状がとどまっ…

植物の生命力は素晴らしいもので、この暑い時期にも関わらず、しっかりと新葉が成長してきている小苗君です。来年の開花が気になる所ですが、暑さはまだまだ続きそうですが、涼しくなったら勢いを取り戻して欲しいです。今日は時間をかけてしっかりと水やり…

既に小苗ではありませんが、小苗の頃から毎週の変化を観察しているため、「小苗君」と言う愛称で呼んでいます。種子から3年で薄黄色の花を今年の春に初開花した交配種です。しかし、どうも「べと病」の菌を保有している様で、小葉もだいぶ切り取ってしまい…

小葉をかなり切り取った小苗君ですが、株の付け根から新芽が出てきているのがよく見えます。小葉を切り取っただけ、新芽が出てくるのですから、植物の生存本能と言うのは凄いと思います。残った小葉の状態は良好なので、今のところ問題は無いかと思います。 …

小苗君の傷んだ葉を切り取ったので、葉が2枚になってしまいました。来年の開花が気になります。もう少し殺菌剤を散布しておこうかと思います。梅雨明けしてしばらくは、暑い日が続きました。日当たりの良い場所に置いている鉢はダメージをかなり受けていま…

水枯れには気を付けていたはずでしたが、やってってしまいました。綺麗な模様のようにも見えますが・・・小葉の縁から枯れてしまったH.オドルスです。最近、鉢増ししていなかったので、根が鉢いっぱいになっているのでしょう。そろそろ植え替えてあげない…

原種の栽培では、自生地の環境を参考にすると良いのですが、基本的に自生地の環境と私達の栽培している環境(気温・雨量・日当たり等)はかなり違います。また、原種と一口に仕分けしてしまうと大間違いで、種によってその成育環境はかなり違います。 そこで…

写真は去年の猛暑で水切れして地上部が枯れてしまった例です。私は日当たりの良い場所、半日陰の場所、遮光した場所など、様々な環境で種々のクリスマスローズの生育状況を観察していますが、写真の例は、日当たりガンガンの場所で管理していたものです。 日…

小苗君はいろいろと経験を積んでいるようです。今回は害虫の被害を受けました。葉と葉を重ねて巣を作るトジムシを発見しました。写真のように2枚の葉を糸でつづり合わせて、中で薄く剥がすようにして食害します。もちろん、食害にあった葉ごと切り取って廃…

6月5日にご紹介した季節外れのつぼみですが、結局開花することなく腐りました。やはり早めに切り取っておいた方が良かったのかも知れませんが、結末が見られたので良しとしましょう(笑)。しっかり養生して、来年の開花を期待します。来年は、ちゃんとダ…

暖かくなって動きが緩慢になってきたかと思っていたのですが、新芽が出てきている小苗君です。余り大きくは成長しないかと思いますが、何だかうごめいているみたいです。でも、目で見て分かるような動きがあると、生きているという実感が沸いて、何故か嬉し…

小苗君はべと病の可能性があったため、患部を全て切り落としました。その後2週間経っても病気の兆候は認められないので、何とか乗り切ったのではないかと安堵しています。この時期は目に見えるような成長は止まり、暑さにじ〜〜と耐えている感じです。最も…

先週はベト病の恐れがあったための、患部を切り取りました。残った小葉は今のところ大丈夫の様です。このまま頑張って欲しいです。相変わらず、軒下で雨が直接当たらないところで、やや乾燥気味に管理しています。何度も書き込みしていますが、かび病は早期…

最近小苗君の小葉の縁が茶色に変色してきました。広がっているような気がしますが、これは「ベト病」の症状かも知れません。そこで、痛んだ葉柄を切り取ることにしました。この時期に葉柄を切り取ると、来年の花付きが悪くなる可能性もありますが、全体に広…

垂れ下がる性質を持ったH.リヴィダスです。立ち上がるタイプも良いですが、この様に寝そべるタイプも面白いです。丁度子房が膨らみ初めていたので花軸を根元から切り取ろうと思ったのですが、新葉の成長が遅めのため、傷んだ古葉を残したまま、花軸の先端…

種子が採取されてから丸3年となった小苗君です。その名の通りの小苗ではなく、既に立派な開花株になりました。小葉をいっぱい展開しており、立派に成人してくれましたが、ちょっと細身です。もう少し太めの葉柄が出てくれると嬉しいのですが、欲張ってはい…

暖かくなったと思ったら、何となく肌寒い日が続いたりと、ちょっと体調を悪くしそうです。そんな天候の中で、露地植えのH.アーグチフォリウスの花は終わりかけとなっています。子房が膨らみ始めているし、新しいステムも十分に立ち上がってきているので、…