2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

古葉が残るH.オドルス(H.odorus)です。葉柄の付け根から新芽(花芽)が上がってきています。この時期のクリスマスローズは、とても魅力的です。新芽には夢がいっぱい詰まっているように感じます。夏場は葉っぱばっかりに気を取られていましたが、葉柄の…

新芽が見あたらなかったので、思わずホジホジ(皆さんにはお薦めしませんが・・・)してみたところ、しっかり新芽が動き始めていました。ちょっと恥じらいながら、顔を赤らめていました。そう見えるのは、私だけかな(笑)。そうそう、この新芽は、H.セル…

小苗の頃より、その成長を記録している「小苗君」(H.ヒブリダス)です。実際には、今年の春に初開花したため、小苗と呼ぶのはふさわしくありませんが、そのままの愛称で呼ばせて頂いています。来年、開花した辺りで、引退かとは思っています。 現況としては…

古葉が傷み始めているH.×ニゲルコルス(H.×nigercorus)です。耐寒性を有するH.ニゲル(H.niger)を種子親、耐暑性を有するH.アーグチフォリウスを花粉親とした有茎種の交雑種です。メリクロンで増殖された苗を購入して栽培しています。大きくなりすぎ…

葉柄は細めですが、出方はとても旺盛で、見た目以上に丈夫な原種のH.ボッコネイ(H.bocconei)です。秋口から新葉が展開して、小葉が良く繁っています。柔らかな葉がとても素敵だと思います。耐暑性もあり栽培しやすい原種なので、もっと広めたいです。もち…

余り目立たない原種のH.オキシデンタリス(H.occidentalis)です。残念な事に株立ちは良いけれども、地味目の花と思われ、マイナスの印象が広まっている様にも思えます。薬草として使われてきたこともあり、帰化植物としてヨーロッパに広く分布している原種…

花芽を抱え込んでいると思われるH.デュメトルム(H.dumetorum)です。クリスマスローズの原種の中で、一番コンパクトな花、株立ちの原種と言われていますが、自生地では、けっこう大株があったりして驚かされました。H.デュメトルム自体はグリーン花ですが、…

しっかりとつぼみが見えてきたH.ヒブリダス・ダブル・グレープです。でも、のぞいてみるとつぼみの色はグリーンっぽいのです。ありゃりゃ、色変わりしてしまったのでしょうか? それとも、寒さに当たっていないため、発色が悪いのでしょうか? やはり、つぼ…

2007年2月20日に発売したNHK出版の「クリスマスローズのすべて (別冊NHK趣味の園芸)」ですが、2011年11月15日に「第10刷」が発行されました。 4年9か月で10刷とは、園芸書としてはベストセラーと言っても良いかも知れませんネ♪ (普通は監修・執筆者本人が言…

家の光協会から出版予定の著作本「ひと目でわかる クリスマスローズの選び方・育て方」の見本が自宅に到着しました。早速、表紙をご案内します。。販売開始は、11月末とのことなので、もう少しだけお待ち頂く​ことになりますが、とりあえず表紙だけでも、…

小葉を旺盛に展開している8号鉢のH.アブルジクス(H.abruzzicus MT0002)です。H.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌス(H.multifidus hercegovinus)と同じように、小葉が細かく分岐する原種ですが、この株はまだまだ修行が足りていないようで、分岐の…

細葉が特徴的なH.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌス(H.multifidus hercegovius)です。小葉は傷んではいますが、しっかりと夏越ししています。それにしても、横に倒れこんだ葉柄を見ていると、お行儀が悪いまるで暴れん坊の様に見えてしまいます。でも、…

昨日のH.オドルス(H.odorus)の花芽を一歩リードしているH.フェチダス(H.foetidus)のつぼみです。矮性の株なので、初開花を楽しみにしています。真ん丸のつぼみは、可愛らしくて思わずつまんで食べてしまいそうです(よい子も、もちろん悪い子も、絶…

今年は、暖かかったせいか、花芽の動きが遅いような気がしていましたが、この形状は間違いなく花芽です。夏越ししても、ゴワゴワした小葉がしっかりと残っているH.オドルスですが、確実に花芽と認識できる状態になりました。H.オドルスは、H.アトロル…

夏場から時たま狂い咲きしているため、まだまだ本当の開花なのか分かり難いH.ニゲル(H.niger)です。花形が崩れ気味なのは、この花の個性なのか、単に成熟しきっていないのか、これまた分かり難いです。株としては大株に区分されるかとは思いますが、葉は…

小苗君と呼ばれていますが、実際には今年初開花した立派な開花株です。小苗時代の名前で、そのまま呼んでいます。新葉がしっかりと展開しているため、これだけ見ると元気に見えますが、実は下に隠れた小葉は、灰色かび病が発症していました。直ぐに患部を切…

2009年の春と言っても、5月とちょっと遅い時期に株分けを行ったH.シクロフィルス(H.cyclophyllus)です。株分けは3等分したのですが、3株とも元気に成長しています。今年も確か2月には早々と開花していたと思います。自生地での特性としては、落葉性が強…

夏場に灰色かび病で、地上部を失ったH.デュメトルム(H.dumetorum)です。秋になって盛んに小葉を展開しています。綺麗な新葉を見ていると、何だか元気っぽく感じますが、既に11月に入っています。この時期に新葉を展開してるようでは、来年の開花は難し…

タネを撒いて、発芽して・・・そのまま放置していたH.オドルス(H.odorus)の実生苗です。いい加減に植え替えてくれと、悲痛な叫びが聞こえてきます。取りあえず、追肥とかわざとらしくしていますが・・・今週末には、植え替えてあげたいと思っています。小…

傷んだ古葉を残しながら、盛んに新葉を展開する原種系交配種のセミダブル・クリームです。葉が枯れた原因は、灰色かび病と思われます。近くに置いてあった重症の購入株から感染してしまったのです。何とかギリギリのタイミングで気がついたので、最悪の結果…

私が愛用しているスリット入りのプラ鉢です。でも、妙な場所に、大きな穴が開いています。決して排水性を良くしようと思って、わざと開けた物ではありません(笑)。何となく、微妙なところに穴が開いているので、おもしろくなってしまい、ついついシャッタ…

12月16日発売予定の新しいクリスマスローズの本を紹介します。タイトルは、『原種系 クリスマスローズ』です。NHK趣味の園芸の「よくわかる栽培12か月」のシリーズの一つとして出版されることになりました。もう少しで、印刷所に入るところまできたので、…

ちょっと頼りなさそうな細い葉柄のH.セルビクス・モンテネグロです。もう少し太くなってくれないかと、いろいろと「念力」をかけてみたのですが、相変わらず細いです(笑)。2007年に我が家にやってきたのですから、既に4年以上も経っているのですが、と…