2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小さいけれども元気な小葉が展開している原種系交雑種のセミダブル株です。6号の伝市鉢(ガス釜・シャジン鉢)に植えていますが、とても雰囲気が良いです。屋根付きの駐車場(今は鉢置き場&作業場)で管理していますが、西日が当たるところなので毎年6月…

写真は去年の猛暑で水切れして地上部が枯れてしまった例です。私は日当たりの良い場所、半日陰の場所、遮光した場所など、様々な環境で種々のクリスマスローズの生育状況を観察していますが、写真の例は、日当たりガンガンの場所で管理していたものです。 日…

小苗君はいろいろと経験を積んでいるようです。今回は害虫の被害を受けました。葉と葉を重ねて巣を作るトジムシを発見しました。写真のように2枚の葉を糸でつづり合わせて、中で薄く剥がすようにして食害します。もちろん、食害にあった葉ごと切り取って廃…

葉の傷みが認められるH.アブルジクス・MT0002です。細葉が特徴的な原種ですが、葉先が灰色かび病に罹っています。基本的は患部をできるだけ早めに切り取ってしまうことで、病気の拡大を防ぐことができます。しかし、この株の場合、葉先が既に乾いた状態に…

限りなく交雑種(H.×ヒブリドゥス)に最も近い形状と性質を有する原種のH.オリエンタリスです。H.オリエンタリスは3亜種に分類されますが、写真の株は花色が一番好みのアブチャシクスです。H.オリエンタリスの苗はなかなか入手できませんが、時折販…

6号鉢のH.トルカータス・ボスニアです。家の南側だけど、隣家の陰、かつ、常緑樹の下で管理しています。午前中に若干直射日光が当たりますが、その後は間接光しか当たらない環境です。H.トルカータスもこの位のサイズになると、育てやすいです。小葉は…

原種の魅力の一つに葉の形状があります。H.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌスの花は特段魅力的とは言えませんが、写真の様に細葉が美しいためとても人気が高いです。なかなか大株に成りにくい原種ですが、写真の株は鉢増しして施肥を行っていけば、大株…

6月5日にご紹介した季節外れのつぼみですが、結局開花することなく腐りました。やはり早めに切り取っておいた方が良かったのかも知れませんが、結末が見られたので良しとしましょう(笑)。しっかり養生して、来年の開花を期待します。来年は、ちゃんとダ…

暖かくなって動きが緩慢になってきたかと思っていたのですが、新芽が出てきている小苗君です。余り大きくは成長しないかと思いますが、何だかうごめいているみたいです。でも、目で見て分かるような動きがあると、生きているという実感が沸いて、何故か嬉し…

小葉を元気良く展開しているH.オドルスです。絶対に可愛い花だと思いますが、市場に出てくる苗は余りよいものが出てこないような気がします。原種をしっかりと作り込んで下さる生産者の方が、もっともっと増えると嬉しいです。一般に原種は弱いと言われて…

上から見ると葉が込み入っているような印象を持ちますが、横から見ると互い違いに小葉を展開しているH.セルビクスです。これだと上手に日光を受け止めることができそうです。この個体は細身でちょっと弱々しい印象を受けますが、小葉はとても綺麗です。伝…

小苗君はべと病の可能性があったため、患部を全て切り落としました。その後2週間経っても病気の兆候は認められないので、何とか乗り切ったのではないかと安堵しています。この時期は目に見えるような成長は止まり、暑さにじ〜〜と耐えている感じです。最も…

この時期につぼみとは、実に季節は外れです。どう見てもダブル・イエローのように見えますが、実はこの交配種はダブル・アプリコットなんです。ピンクの色合いが完全に薄れてしまったようです。この様な狂い咲きは、ちゃんと開花できるかは分かりませんが、…

新葉を展開しているH.×エリックスミシーです。この有茎種の交雑種は、H.ニゲルとH.×ステルニーをかけ合わせた品種です。とても丈夫なので安心して栽培できます。また、花形や花色も綺麗に整っています。片親のH.ニゲルは、一般の方にも人気の原種で…