2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

気まぐれな性格と言われているH.フェチダスです。短命で突然死すると言うのですが、その前に夏越しで枯らせてしまう場合が多いようです。夏場の高温多湿を嫌う原種なので、素焼き鉢に排水性の良い用土を組み合わせて、軒下で管理しています。鉢内がジュク…

小葉をかなり切り取った小苗君ですが、株の付け根から新芽が出てきているのがよく見えます。小葉を切り取っただけ、新芽が出てくるのですから、植物の生存本能と言うのは凄いと思います。残った小葉の状態は良好なので、今のところ問題は無いかと思います。 …

植物写真家の冨山稔先生が、2003年に学習研究社(Gakken)から出版された「世界のワイルドフラワー 1」です。著者は植物写真家でありながら、ネイチャーツアー会社の社長様です。世界中に旅に出かけられ、植物の写真を撮られてきたと言う大変貴重な写真集(…

土曜日の事なので、ちょっと古い話になってしまいますが、東京の京橋駅の近くにあるクロアチア料理店「ドブロ(Dobro)」で、4月の自生地ツアーの反省会を開催しました。旅行会社のツアーの反省会、それも一般の参加者が参加する反省会って、有りかな・・・と…

先週末に秋田県大館市〜小坂町に行ってきました。大館駅まで行くのに以前は盛岡駅まで新幹線で行って高速バスを利用していましたが、今回は新青森駅まで新幹線で行き特急に乗り換えて行ってきました。盛岡駅の先まで新幹線に乗ったのは初めての経験で、くだ…

一応元気に小葉を展開しているH.セルビクスですが、何だか葉柄が細いです。もっと、しっかりとした太い葉柄を出して欲しい所ですが、毎年、期待はずれの線の細さです。バッサリ、株分けされた株なので、ダメージが残っているのかも知れません。施肥し過ぎ…

小苗君の傷んだ葉を切り取ったので、葉が2枚になってしまいました。来年の開花が気になります。もう少し殺菌剤を散布しておこうかと思います。梅雨明けしてしばらくは、暑い日が続きました。日当たりの良い場所に置いている鉢はダメージをかなり受けていま…

露地植えの原種系交雑種のH.×ステルニーです。植えつけてからかなり経ちますが、毎年しっかりと開花してくれる嬉しい存在です。でも、大株になることはなく、毎年、同じサイズのようです(笑)。コンクリの枠の中に植えつけているので、大きくならないのか…

クリスマスローズの交配種の中でも、H.ニゲルコルスほど丈夫な品種は無いかも知れません。誰かが「芋の葉」の様と言っていましたが、とにかく丈夫です(笑)。テラコッタ鉢で栽培していたら、鉢が割れてしまいビックリした経験があります。写真の株も株分…

全く交配種と同じ栽培となるH.オリエンタリス・オリエンタリスです。H.オリエンタリスの亜種は3種ありますが、多花性のところがポイントとなっています。ただし、花はそこそこかも知れませんが・・・。全く面倒見ていませんが、有り難いことに毎年、花…

水枯れには気を付けていたはずでしたが、やってってしまいました。綺麗な模様のようにも見えますが・・・小葉の縁から枯れてしまったH.オドルスです。最近、鉢増ししていなかったので、根が鉢いっぱいになっているのでしょう。そろそろ植え替えてあげない…

べと病が確認され、患部を切り取った小苗君でしたが、去年の写真を見直してみたら、やはり去年もべと病の兆候が確認されていました。病原菌は越冬して残るので、大丈夫と思っても翌年発病するので注意が必要です。因みに兄弟株を確認したところ2株でべと病…

昨日紹介した我が家で何年か年越ししたH.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌスです。葉数も多くなり、細葉がとても美しく感じます。このぐらいの株立ちになると、心配なく安心して栽培できます。是非とも大株のヘルツェゴヴィヌスを作り込みたいと思ってい…

細葉が枯れ上がってきてしまったH.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌスの小葉です。今年の春にクロアチアのナーセリーで購入してきた株のため、初めての日本の夏にウンザリしてしまったのかも知れません(笑)。同じ購入株でも個体差がある様で、まだまだ…

幅広で濃いグリーン色を呈するH.クロアチクスの小葉が、元気に展開しています。素焼き鉢で遮光ネットの下で管理しています。葉が茂りすぎて、通気性が悪くならないかと心配していますが、今のところどの原種も大きなダメージを受けてはいません。置き場所…

光を浴びて何だかシルバーに輝いて見えるH.リグリクスの小葉です。今は素焼き鉢に植え込み、遮光した場所で管理していますが、とても元気にしています。H.リグリクスは香りの良い花を咲かせてくれるので、人気急上昇となっていますが、丈夫な原種で育て…

7号のスリット鉢で栽培しているH.トルカータス・ボスニアです。モンテネグロに自生するH.セルビクスと比較すると、日本での栽培ではH.トルカータスの方が管理しやすいと思います。私の大好きな原種です。特に、ベインが濃く明瞭に入る花は最高に素敵…

今年はH.ニゲルの狂い咲きで賑わっています。狂い咲きとは言え、ちゃんとした花は咲かせてくれないで、ちょっと無理矢理咲いている感じです。どうしてもつぼみがついたりや花が咲くと、見ていたくなってしまいがちですが、この時期のつぼみや花は直ぐに切…

原種の栽培では、自生地の環境を参考にすると良いのですが、基本的に自生地の環境と私達の栽培している環境(気温・雨量・日当たり等)はかなり違います。また、原種と一口に仕分けしてしまうと大間違いで、種によってその成育環境はかなり違います。 そこで…

下葉が茶色く枯れ始めてきたH.フェチダスです。この株は今年開花しなかったため、去年伸張したステムを切らずに残しています。見苦しいので、ハサミで枯れた葉をチョキチョキ切り取りました。何だか散髪した感じで、フェチダスもすっきりしたのではないで…

ちょっと成育が悪いH.オドルスです。小葉の一部に灰色かび病が発症しています。患部を切り取って様子を見ていますが、さほど拡大する雰囲気はなさそうです。H.オドルスはかなり一般に知られるようになった原種ですが、とかく香りばかりに注目が集まって…

とうとう7月に入ってしまいました。暑い6月以上の暑さがやってくるのでしょうか・・・。去年は猛暑と言われましたが、今年の夏は超猛暑とかにならないと良いのですが・・・。今からバテバテだと、これからの夏本番を乗り切れないので、しっかり体調を整え…