2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

力強く立ち上がったステムと鋭い鋸歯状の小葉が特徴的な露地植えのH.アーグチフォリウスです。 小葉に小さな穴がいっぱい開いていますが、これは虫による食害だと思われます。こんな硬い小葉を狙うとはただ者じゃないですね。最も、もっと柔らかい新葉の状…

独特の鳥足状の小葉を展開するH.プルプラセンスです。 幅広の痛みは少なく、元気に小葉を展開しています。 去年は、夏場に地上部が枯れてしまいましたが、今年はどの時点で枯れるか楽しみです。 今日は、ヨドバシカメラで「ACDSee Pro 2 発売記念キャンペ…

幅広の小葉に分岐が少ないH.クロアチクスです。2本しま葉柄がありませんが、その内1枚はかなり痛んでいます。 これは、灰色かび病と褐斑病のかび病にダブルで罹ったためかと思われます。このような葉は、早めに切り取ろうかと思います。 今日の昼間、東…

株姿としては小型種に属しますが、小葉は比較的幅広で分岐が少なめのH.デュメトルムです。 小葉の痛みは少なく、しっかりとした株立ちです。この分だと、来年もしっかりと花を咲かせてくれるでしょう。 ただ、デュメトルムの葉は、夏場に蒸れやすいので、…

最後まで枯れずに頑張っていたH.ニゲル×H.ヴェシカリウスです。 ようやく地上部が枯れ始めました。これで、私の所有する全ての同種株で、夏場は枯れることが分かりました。ヴェシカリウスの影響力は強いみたいです。 原種交配種の中でも、注目の的となっ…

皆さんは、既に花柄取りは終了しているかと思いますが、この時期に花柄が残っている株があったとは不覚でした。写真の株は、H.ヒブリドゥス・ダブル・ホワイトですが、しっかりと茶色に枯れた花弁が垂れ下がっていました。 枯れて腐っていくと、かび病など…

岩山のように盛り上がった根茎の頂部から、沢山の新芽がうごめいているH.デュメトルムを花粉親とした原種交配種です。 この暑い時期にも関わらず、生長し続けている様子が観察できます。今は葉柄の数も少なめですが、もう少ししたらいっぱいの葉柄で埋め尽…

強い日差しで用土が乾ききってしまいステムがだらりと倒れ込んでしまったH.ニゲル・ダブルファンタジーです。 まだ、直接的なダメージを受けるまでではありませんが、この状態を何日も続けると、葉焼けして枯れ込んでしまいます。 かと言って、日中に慌て…

11枚の小葉に分岐しているH.オキシデンタリス・ベルギーです。分岐の数は少なく、小葉は幅広でしっかりしています。 小葉の縁は深き鋸歯状ですが、一部、葉先に灰色かび病で枯れ込んでいます。患部は既に乾いていることから、症状は進行していないようで…

葉焼けした様にも見えますが、浸水したような灰色の病斑の拡がり方は、灰色かび病かと思われます。 肉厚で幅広の小葉の縁から、しみ込むようにして内側に拡がっています。遮光ネットの下で管理しているのですが、逆に水の乾きが悪かったようです。 かなり水…

予想外に葉焼けを起こして地上部が枯れ始めてしまったH.ヒブリドゥス・ダブル・アプリコットです。 普通の交配種では常緑というのが一般的なのに、特に強い日光に当てていないにも関わらず、このように枯れるのは原種の血が濃い原種交配種である可能性が考…

細葉が際立つ株姿のH.ヒブリドゥスです。 繁りすぎると葉が蒸れるおそれがあるので注意が必要です。少し、葉を間引いてあげるのも手かも知れません。また、当然の事ですが、風通しの良い所で管理しましょう。 今日も暑かったです。水やりは、早朝か気温が…

黄緑色の新葉が展開し始めているH.ヒブリドゥス・ピンク・ダークネクタリーです。 古葉の根際から出てきたのですが、ちょっと遅めの展開です。この株は、東北地方で栽培された株なので、生長のバイオリズムが少々ずれているのかも知れません。古葉は自然に…

ついつい写真を撮ってしまうH.トルカータス・ボスニアです。 切れ込みが深く、長細い小葉を持っており特等的です。一方、鋸歯はそれ程深くはありません。 高温多湿でも頑張って、青々とした葉を展開しています。日光をいっぱい受けて、栄養を蓄えて欲しい…

肉厚で独特の色つやを有するH.リヴィダスです。 余り立ち上がらないで、這うタイプのリヴィダスです。小葉はやや大きめで、幅広です。 雨が直接当たらない軒下で、比較的日当たりの良い場所で管理しています。放って置いても、生き残っていてくれる有り難…

葉柄が1本とは、ちょっと弱々しそうですが、小葉はしっかりとしていて安心できる株姿を見せてくれているH.ヒブリドゥスです。この株は、H.オドルスの交配種で、まだ、開花していませんが、葉姿はオドルス似かと思います。 小葉は幅広・肉厚で、葉脈が深…

綺麗な三葉が何故か心を癒してくれるH.×ステルニー・シルバースターです。 この株はかなり銀色に輝いていますが、ステルニー自身は実生で増やされているため、葉の色にしても変異は大きいです。 よって、シルバースターの名で売られている物でも、実際、余…

日当たりの良く、雨の当たらない所で管理していると、葉焼けを起こしやすいので注意が必要です。 水枯れを起こし易い環境は避けて、管理場所を移すとか、遮光などして対処して下さい。 これから暑い日が続きます。葉焼けは一瞬の内に起こってしまいますから…

元気のないH.ニゲル・クリスです。可愛い花を咲かせるクリスなのに、その分弱いようです。 特に、夏越しが苦手のようで、通常のニゲルに比べて注意していないと、地上部が枯れてしまいます。根が弱っているためと考えられ、乾燥気味に管理しています。 何…

小葉の分岐が多いH.アブルジクスです。小葉の縁は、やや鋸歯状を呈しています。 また、黒っぽく痛んでいる様子が見られます。軽度ではありますが、黒斑病の可能性もあります。殺菌剤しておくことにします。 今日も暑い一日でした。午前中、ちょっと屋外に…

少しずつではありますが、生長していると実感できるH.アーグチフォリウスの幼苗です。 タネから育てて、漸くこのサイズです。三葉に分岐していないので、一枚葉の状態です。葉脈が妙に綺麗に見えるのは、私だけでしょうか? この幼苗は、NHK出版の「ク…

大株に育ってくれたH.トルカータス・ボスニアです。青々とした小葉が展開し、株の勢いを感じます。細かく分岐した小葉は、細葉と言う表現までいかないかも知れませんが、十分に美しいです。 来年もいっぱい花を咲かせてくれることでしょう。でも、その前に…

梅雨の合間は、気温が急激に上がったりします。このような季節は、ヘレボルスにとってはきついです。 それでも、この写真のH.ヒブリドゥス・グレイの葉柄の根際では、葉柄を割って新芽が出てきています。きっと目に見えない所では、花芽分化が行われている…

7月4日にご紹介した株と別ものですが、とうとう枯れ始めたH.ニゲル×H.ヴェシカリウスです。 落葉性のヴェシカリウスの影響力の方が大きかったのでしょうか。純粋なH.ヴェシカリウスはとっくに地上部が無くなっていますが、この交配種も遅めではある…

7月上旬、東京ではまだまだ梅雨明けには時間がかかるかも知れませんが、暑い日もあったりしてヘレボルスの株にとって、痛みやすい環境が続いています。 当然、かび病の発生も多発する時期です。この写真は、ベト病に罹った小葉を撮影したものです。発見した…

元気がありそうに見える小葉ですが、葉の縁から枯れ始めているH.ニゲル×H.ヴェシカリウスです。 原種のH.ヴェシカリウスの小葉は既に枯れているので、少し遅めの反応です。この交雑種の夏越しは初めての経験なので、果たして、枯れ上がるのかどうか興…

幅広の小葉で銀葉状を呈するH.WM9531のラベルが付いている株です。小葉は肉厚で堅くごわごわした光沢感が有ります。葉の縁は深い鋸歯状を呈します。 WM9531は、小葉が細くて分岐が多いタイプかと思っていましたが、この個体は違うようです。ど…

高温・多雨が拡大の原因と考えられる黒斑病に罹ったH.プルプラセンスです。同心円状の斑点が特徴的です。 種によって罹りやすさが違うみたいです。他の糸状菌(カビ)による病気と同様、気が付いたら早めに患部を切り取ることが大事です。 原種は、夏場に…

写真のつぼみの色は、どう見ても白系のように思えますが、本来は、H.ヒブリドゥス・ダブル・ブラックです。 気温が高い環境で、株が充実してない状態で狂い咲きしたため、花色がちゃんと出ていないのです。 また、この株は灰色かび病にも罹っています。体…