エカキムシ

クリスマスローズの葉を食害する芸術家タイプの「エカキムシ」です。ハモグリバエの幼虫が葉裏を残したまま、葉肉を食害して移動するために、葉面に曲がりくねった白い線が描かれます。それが、「エカキムシ」と呼ばれる由縁です。冬場を除いて繰り返し発生しますが、食害が進むと葉面全面が白くなって葉が枯れてしまいます。黒い粒が見えますが、これが芸術家の幼虫です。芸術家をつぶすのにためらいのある方は、食害を受けた小葉だけ切り取ってあげましょう。今年は、暖かいせいか、ムシも元気です。