病害虫

子房が膨らみ始めているH.ムルチフィダス・イストリアクスです。グリーンの花弁が綺麗ですが、ネクタリーがしっかり残っていて、筒状を呈しているのが特徴的です。ややカップ咲きで、花形が整っていて美しいです。 今日も、かなり暖かかったです。水やりも…

グリーンの新葉が展開し、活き活きとした状態のクリスマスローズですが、中には写真の様な株もあるかと思います。葉の縁部から湿った感じで枯れてきているのは、灰色かび病の症状かと思います。 病斑が拡がる前に、殺菌剤をまき、風通しの良い環境に移して乾…

今日は良く雨が降ります。久しぶりの雨かも知れません。降雨の後の気温の上昇は、かびの発生が懸念されるので、気を付けましょう。 写真は、可愛らしい丸弁・カップ咲きのH.ヒブリドゥス・セミダブル・ピンク・スポットです。新葉がグングン展開してきてい…

10月にイモムシの食害にあい、ボロボロになったH.リヴィダスですが、ようやく新葉も展開して生き返りました。 憎きイモムシですが、リヴィダスの力強さに感激です。元々、丈夫な種のため、放置しすぎたかもしれません。これからは、もう少し大事にしてあ…

葉に灰色かび病の症状が現れているH.ヒブリドゥスです。新芽も出てきているので、患部は早めに切り取った方が良いでしょう。 この株は、H.オドルスを用いた原種交配種で、確か微かですが香りを発していました。今シーズンも期待通りの花を咲かせてくれる…

夏越しして傷んだH.ヒブリドゥスですが、綺麗な新葉が展開してくれると安心します。 10月は、生き生きとした新葉が展開して、心が和みます。一方、ウイルス病が発現し易い時期でもあるので、観察は怠らないことです。 今日発売の産経新聞で、クリスマス…

大事なH.リヴィダスが食害にあいました。 この付近に多発していたイモムシの仕業かと思います。手早いというか、気付いた時には、こんな有り様です。 葉をチェックしたのですが、犯人は逃亡した後のようです。近くに置いている鉢もチェックしなくてはいけ…

H.デュメトルム・ダブルを用いた原種交配種です。 せっかく新葉が展開してきたと思っていたら、何とイモムシさんの餌食になってしまいました。 体調2センチほどの小さなイモムシでしたが、しっかりと大きな穴ぼこを開けられてしまいました。 皆さんも注意…

元気の無い葉を見つけたら要注意です。写真の小葉は丸く縮れ、モザイク状の模様が浮きあがっています。 モザイク病は、ウイルス病なので、残念ながら発見したら廃棄するしかありません。 経験上、ブラックデスに比べて、感染力は弱いみたいですが、この時期…

新芽がいっぱい出始めているH.ヒブリドゥスです。 丁度、古葉を割るようにして、その根際から芽を出しています。 また、よく観察すると、根際にはカビで枯れた葉柄の残骸が見られます。手で取れる範囲で、取り除いておいた方が良いでしょう。 今日は、夕方…

新葉が展開しているH.ヒブリドゥスですが、一部で薄茶色の灰色かび病の病斑が見られます。 患部は湿った状態で、葉先が縮れ込んでいます。この様な患部は、早めに切り取ってしまう方が良いかと思います。 今日も、夕方から雨です。多湿な環境では、カビも…

9センチのロングポットに入っているH.ヒブリドゥスです。 「dd.ピンク×dd.ピンク」の掛け合わせですが、それに近い花が咲くかどうかは、分かりません。 古葉にはややかび病の兆候が見られるので、早めに切り取った方が良いかと思います。一方、新葉は綺麗…

写真では少し青みがかった色合いを示すH.ムルチフィダス・イストリアクスの小葉です。 また、小葉は幅広で丸みを帯び、分岐は7枚から9枚と少ないです。 ちょっと黒っぽく見える斑点が有り、ブラックデスかと焦ってしまいましたが、よく観察すると、葉脈…

相変わらず元気に生長しているH.アーグチフォリウスです。 少々、虫に食われていて気になりますが、こんな堅い葉を食べる虫もいるのかと、呆れてしまいます。 ステムの先端部では、既に花芽が形成されているかと思います。これからだんだんと膨らみが大き…

新葉がいっぱい展開しているH.ヒブリドゥスです。 花は当然まだですが、緑がかった白色を呈し、小輪多花性を特徴とします。 一見元気そうですが、2度程灰色かび病が発症して、地上部を枯らした経験が有ります。 屋根のあるで所で、水やりを控えめにして育…

すすけたような小葉で、灰色かび病と思われるH.トルカータス・ボスニアです。 葉柄は疲れ気味なのか、ばったりと垂れ下がっています。このような葉は、早めに切り取った方が良いかと思います。 9月に入って、雨は増えているのですが、気温は逆に高めとな…

新葉が展開し始めているH.ヒブリドゥス・ルーセブラックです。 小苗時期の生長が早い種で、通常の管理で2年で開花して、驚かされました。メリクロン苗の特徴が良く現れているかと思われます。 新葉の横に、古い葉柄が残っていますが、先端が枯れて白いカ…

新葉が伸長し始めているH.ヒブリドゥス・ピンク・ダークネクタリーです。 一見元気そうに見えますが、良く観察してみると、葉先が少々灰色っぽくなっています。これは、灰色かび病の初期症状です。このような場合は、早めに殺菌剤を与えて、風通しの良い場…

大株のH.ヒブリドゥス・ダブル・グリーンです。 原種の血が入っていると思われ、この時期若干葉の痛みが認められます。これは褐斑病などのかび病に罹っているのかも知れません。 来年の展示会に出品したいと思っている株なので、暑さが落ち着いたらしっか…

長雨が続いています。夏の長雨には十分に気を付けなくてはいけません。 根の動きが緩慢な時期に、雨量が多いと、用土は過湿状態となり易いのです。 そして、その結果として、写真のように根腐れを起こすこととなります。 ここまでくると、再生不可能となりま…

かび病と葉焼けが重なり、痛みが激しいプルプラセンスです。 梅雨の時期にかび病になり、暑くなって葉焼けしたようです。鉢土は過湿状態になって、根もかなり傷んでいると思われます。 なかなか管理が行き届かないで、ヘレボルスには申し訳ないことをしてい…

オリンピック開幕の日に、根腐れの写真で申し訳ございません。 この株はグリーンの丸弁花でしたが、ここまで痛むと復活は難しくなります。 ポット替えの時期がかなり暑くなってからだったため、根へのダメージが大きかったようです。植え替えの適期はしっか…

力強く立ち上がったステムと鋭い鋸歯状の小葉が特徴的な露地植えのH.アーグチフォリウスです。 小葉に小さな穴がいっぱい開いていますが、これは虫による食害だと思われます。こんな硬い小葉を狙うとはただ者じゃないですね。最も、もっと柔らかい新葉の状…

幅広の小葉に分岐が少ないH.クロアチクスです。2本しま葉柄がありませんが、その内1枚はかなり痛んでいます。 これは、灰色かび病と褐斑病のかび病にダブルで罹ったためかと思われます。このような葉は、早めに切り取ろうかと思います。 今日の昼間、東…

皆さんは、既に花柄取りは終了しているかと思いますが、この時期に花柄が残っている株があったとは不覚でした。写真の株は、H.ヒブリドゥス・ダブル・ホワイトですが、しっかりと茶色に枯れた花弁が垂れ下がっていました。 枯れて腐っていくと、かび病など…

11枚の小葉に分岐しているH.オキシデンタリス・ベルギーです。分岐の数は少なく、小葉は幅広でしっかりしています。 小葉の縁は深き鋸歯状ですが、一部、葉先に灰色かび病で枯れ込んでいます。患部は既に乾いていることから、症状は進行していないようで…

葉焼けした様にも見えますが、浸水したような灰色の病斑の拡がり方は、灰色かび病かと思われます。 肉厚で幅広の小葉の縁から、しみ込むようにして内側に拡がっています。遮光ネットの下で管理しているのですが、逆に水の乾きが悪かったようです。 かなり水…

小葉の分岐が多いH.アブルジクスです。小葉の縁は、やや鋸歯状を呈しています。 また、黒っぽく痛んでいる様子が見られます。軽度ではありますが、黒斑病の可能性もあります。殺菌剤しておくことにします。 今日も暑い一日でした。午前中、ちょっと屋外に…

7月上旬、東京ではまだまだ梅雨明けには時間がかかるかも知れませんが、暑い日もあったりしてヘレボルスの株にとって、痛みやすい環境が続いています。 当然、かび病の発生も多発する時期です。この写真は、ベト病に罹った小葉を撮影したものです。発見した…

高温・多雨が拡大の原因と考えられる黒斑病に罹ったH.プルプラセンスです。同心円状の斑点が特徴的です。 種によって罹りやすさが違うみたいです。他の糸状菌(カビ)による病気と同様、気が付いたら早めに患部を切り取ることが大事です。 原種は、夏場に…