H .multifidus hercegovinus

今日は4月6日分の自生地をレポートします。ボスニアのH.オドルスを観察しながら、国境越えの300キロメートルの道程です。そこでトラブルが起こりました。ボスニア側は無事出国したのですが、モンテネグロの入国ができないのです。何でも原発事故後、この国境を日本人が通過するのは初めてのケースと言うことで、管理官が右往左往・・・。結局、ボスニアモンテネグロの国境緩衝帯で3時間待たされて、遠方から呼び寄せられた管理官が手に持っていたのは、放射線測定器(爆)。国境の管理官は厳し目線を私たちに向けていましたが、呼ばれた管理官は、笑いながらこんなことしても無駄と言わんばかりの明るい顔で出現して、放射線検査を3分、記念撮影をに2分を要して退散しました。写真撮影した後に、国境の管理官が写真は駄目と言っていましたが・・・。そんな時間ロスはあったものの、神様は私達の見方でした。何と、H.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌスの新サイト(サイトナンバー:MN1122)を発見しました。今まで見たことが無い、大株のサイトです。写真は、まだ小さい方です。こんな株が存在しているとは、誰も想像していませんでしたか、感激の余り、国境のトラブルは脳裏から飛んでいってしまいました。このMN1122サイトの記事は、何処かの紙面で紹介したいと思います。NHK出版さん、よろしくお願いいたします。