H.torquatua×H.multifidus multifidus

H.トルカータス×H.ムルチフィダス・ムルチフィダス(H.torquatus×H.multifidus multifidus)です。7/9に掲載した株ですが、一週間の内に新葉が展開し始めました。新葉の展開時期としてはちょっと遅めですが、嬉しいです。それにしても、ノンビリ屋さんです。成長のリズムが少々づれているような気がしますが、葉を大事にしてあげましょう。新葉は強い日射に弱い反面、過湿にも弱いので、日中の強い直射日光の当たらない風通しの良い場所で管理します。

軟腐病(H.atrorubens)

大事なH.アトロルーベンス(H.atrorubens)に、軟腐病が発症しました。気温が上昇し、大雨も降ったりしたので、発症しやすい環境になったのでしょう。
鉢から出して、根を洗い、患部をできるだけ丁寧に取り除きました。かなりボリュームがあった根でしたが、腐ったところを取り除いたら、すっきりスリムな根になってしまいました。培養土も鉢も変えました。また、マイシン+ダインを散布して、軒下で管理しています。まだ、活き活きした新芽が残っているので、助けられるか勝負です。

H.thibetanus

H.チベタヌス(H.thibetanus)です。早い時期に、地上部を失った個体ですが、新芽が見られます。はっきりと(笑)。
去年の同じ時期に比べて、日平均気温の平均値が4.4℃も低いので、動きが活発なのでしょう。今年は、今のところ寒いのです。でも、その分8月は暑くなるのでは無いでしょうか。

H.croaticus

H.クロアチクス(H.croaticus)です。根元がしっかりと露出しています。ここまで露出させる必要は無いのですが、深植えになるよりはましかも知れません。
目を凝らして見ると、新芽らしい膨らみが見受けられます。根は一部腐っていますが、活き活きした根がガッツリとくい込んでいます。今日は、大雨が降っています。梅雨明けは、まだなのかなぁ〜。

H.odorus

H.オドルス(H.odorus)です。丸味を帯びた小葉で、コンパクトに纏まっている様な印象を受けます。H.オドルスと言えば、交配種(H.ヒブリダス)同様、丈夫と言われています。 秋にもう少し大きな鉢に植え替えしてあげた方が良いかと思います。
H.オドルスに関しては、人気が薄らいできた感がありますが、私は好きです。もっと、もっと、皆さんに栽培して頂きたい原種です。

H.multifidus hercegobinus

H.ムルチフィダス・ヘルツェゴヴィヌス(H.multifidus hercegobinus)です。幅広の株は、相変わらず元気に小葉を展開しています。
上部に遮光ネットを張っていますが、朝方は日が差し込みます。葉柄の根元には新芽の膨らみが見受けられます。
これは去年に比べて気温が上昇していないことによると思われます。植物は本当に正直に反応します。

H.serbicus

H.セルビクス(H.serbicus)の小株です。小葉は元気に展開しています。また、株元を良く観察すると、何だか膨らみもあるような気がします。花芽の元が作られているかも知れません。来年、開花してくれるのを楽しみにしています。