H.×ballardiae

写真(左は、)最近販売量が激減していたため、残念に思っていたH.×ballardiae(H. niger×H. lividus)です。藤色のつぼみがおもしろいです。メリクロンではなく、実生で増殖されているのですが、何故か生産する人がいなかったみたいです。でも、久しぶりに市場に出てきてくれて嬉しいです。個人でも、H.ニゲルとH.リヴィダスの交雑種は作りやすいので、チャレンジしてみて下さい。この他に、H.ニゲルを用いた交雑種としては、
H.×ericsmithii (H niger×H. sternii)
H.×nigercors (H. niger×H. argutifolius)
H.×belcheri (H.niger×H.thibetanus)
H.×ashwoodensis(H.niger×H.vesicarius)
等があります。こうやってみると、H.ニゲルは交配親として優れた形質の持ち主と言えるでしょう。